歩き始めの赤ちゃんに特有の姿勢とは??

我が家のあきらくんもいよいよ10か月となり、どんどん動きが変わってきています👶

今日の動画では、歩き始めの赤ちゃんに特有の姿勢をご紹介しようと思います!

食後のあきらくんをぱぱっと撮影したので、鼻の横にごはんつぶがついているのはご容赦ください(笑)

動画を見ていただくとわかるとおもいますが、両方の腕が肩よりも高く上がっていますよね?この姿勢を、ハイガード(High Guard)と呼びます。

このように両手を広げて上げることでバランスを取り、まだ歩くうえでの筋力が十分ではない骨盤や下半身へかかる負担を減らしているんですね👍

大人でも平均台のように足場が狭くふらつきやすいところを歩くときは、自然と腕を広げて大きく上げた姿勢でバランスをとりますよね?まさにそれと同じ現象です😀

歩行が安定してくると徐々にこの手は下がって、ローガードとなり、やがて正常歩行の手の振りへとつながってきます。

また、両足の開いている幅が肩幅と同じくらいにずいぶん広がっていますね。この姿勢をワイドベース(Wide Base)と呼びます。

これは足を広げることで支持基底面を拡大し、特に左右方向の身体のふらつきを減らしている姿勢になります。

体幹からお尻周りの筋力がじゅうぶん発達してくると、もっと足の幅が狭くてもふらつかずに立てるようになってくるため、大人の歩行とほぼ変わらない動き方ができるようになってくるんです😉
逆に高齢者の方で、お尻周りの筋力が衰えてきた方がワイドベースになっていることもよくあります。

支持基底面について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ🔽
https://papapapapapa.adored.jp/2019/05/28/post-843/

このように、なにげない赤ちゃんの動作を見てみても、専門的な視点から分析すると、いま運動発達のどの段階にいるのかが理解できますので、さらにこれからどんな動きになってくるのか、という予測をしたうえでお子さんの成長を促していくことができます。

あきらくんはまだ10か月でこの動きなので、歩き回るようになる日も近そうです(笑)

またいい動画があれば解説付きでupしていきますのでお楽しみに!

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