突然ですが、とんぶりって知ってますか。どんぶりじゃなくて・・・とんぶりです。
東北地方出身の方なら、けっこうな確率ではいはい、と答えが返ってくると思うのですが。
何を隠そう、いや隠してませんが私は秋田県出身。とんぶりの名産地で生まれ育ちました。キャビアには馴染みがありませんが、畑のキャビアには馴染みがあります(笑)
時々ご紹介している子ども向けの時短レシピですが、今回はこのとんぶりを使ったパスタをご紹介します。ささっと10分以内にできます。
とんぶりは栄養いっぱい
とんぶりはホウキグサの種子を加工したもので、別名「畑のキャビア」。
栄養素の特徴としては・・・
・食物繊維が豊富→肥満防止、便秘予防、血糖値の上昇抑制
・βカロテン、αトコフェロールが豊富→抗酸化作用
ということです。
食後の血糖値スパイクを抑えてくれるなんて、大人にも嬉しいですよね。
参考文献:秋田栄養短期大学ホームページ
では早速、材料から紹介していきます!
材料
・サラダスパゲッティ(太さ1.2mm)・・・1袋(200g)
・とんぶり・・・2パック
・長ネギ・・・1/3本 みじん切りにしておく
・シーチキン缶詰・・・2つ
・エクストラバージンオリーブオイル
・マヨネーズ(※)・・・大さじ2
・めんつゆ(※)・・・大さじ2
・しょうゆ(※)・・・大さじ1
・ポン酢(※)・・・大さじ1
・(お好みで)ゆで卵、韓国海苔などをトッピングに。
上記で大人が軽く食べる2人分くらいの量です。どちらかというとサラダ・デリに近い料理なので、このくらいの量で3-4人家族でシェアして食べる感じでちょうど良いと思います。調味料の量はお好みで調整してください。酸味が欲しい方はもう少しポン酢多めでもいいかもしれません。
作り方
①沸騰したお湯の中にサラダパスタを入れる。
②大きめのボウルまたはタッパーに、とんぶり・白い部分をみじん切りにした長ネギ、シーチキン缶詰を入れ、やさしく混ぜ合わせる
③さらに(※)の調味料を加え混ぜ合わせる
④茹で上がったパスタを冷水で締め、よく水を切ってからとんぶりと混ぜ合わせる
⑤このときお好みでオリーブオイルを全体に適量垂らすと風味がアップします。
⑥最後に塩加減をチェックし、足りなければポン酢や醤油で味を整えて完成!
さらに韓国海苔をトッピングするとお店で出してもよいレベルに(笑)
トッピングでさらに味の変化を
とんぶりを食べたことがない方はいまいち想像がつかないかもしれませんが、とんぶりのプチプチ感とシーチキン・ねぎの食感が組み合わさると、何ともいえないいい感じのハーモニーになるんですよね。これは一回食べてみてくださいとしか言いようがありません。
シンプルな味つけのパスタなので、トッピングで自由自在に味を変えられます。おすすめのトッピングは・・・
・刻んだ大葉やミョウガ、刻み海苔を乗せて和食風に
・細切りのチャーシューや錦糸卵を入れて冷やし中華風に
・水菜やトマトを入れてよりサラダ風に
・レモンを絞ってパクチーを乗せるとベトナム料理風に
などなど。なんかまた食べたくなってきてしまいました。
サラダスパゲッティは通常のパスタより細めで長さも短いので、他の具材とも馴染みやすく、口当たりもいいのでこういった料理にはぴったりです。
うちの子どもは美味しくて感動したのか、食後に謎のとんぶりソング(自作)を歌いながら踊り出してしまいました。・・・陽気な子です(笑)
これからの暑い季節、一品足りないかな?って言う時にちゃちゃっと作ってあげると子どもたちは大喜びです。是非一度お試しを。