土井先生に会ってきました

料理研究家の土井善晴先生の主催する「土井善晴のお稽古ごと」に参加してきました。

三人目の子どもが生まれて料理をする機会が増えてから、いろいろな料理レシピ本を読んでみたんですが、その中でも土井先生の本がいちばん面白かったというか、自分にとって腑に落ちる内容だったんです。

そしてシンプルだけどほんとうにどの料理もおいしいんですよね。炊き込みオムライスなんか、娘たちは食べた後に踊り出したくらいです(笑)

こちらの講座はもう第8期ということですが、抽選で何度も外れた方もいるとのこと。私はなぜか1回目の応募ですんなり当選。我ながらなかなかの強運です(笑)。

土井先生の本を読んで「一汁一菜」の考え方に触れて以来、一度ライブで先生のお話を聞きたいと思っていたので、本当に当選してよかったなと思いつつ池袋の会場へ到着。

いわゆる「お料理教室」とは趣向が異なり、先生のお話→デモンストレーション→試食という流れ。

今回は「おむすび」「筍の炊いたん」「菜の花と油揚げの味噌汁」などなど、春らしいメニューでした。

他にもいろいろあったんですが、同じテーブルの皆さんといろいろお話しして普通に楽しく食べているうちに写真を撮り忘れてしまいました(笑)

これは先生がおむすびを作っってるところを普通にiphoneで撮った写真ですが、こんな感じで非常に距離も近い感じ。本当に目の前で料理している様子を見ることができました。

個人的には素材の良さを味わうためにあえてだしを入れずに水で炊いて、塩で味付けしただけ、という豆ご飯のおにぎりがいちばん素朴で、おいしかったです。

また、それ以上に印象に残ったのは料理の合間合間に出てくる先生のひとこと。

「おいしいに決まってますよ。だってまずくなることをなにもしてないから」

「手はここ(心)とつながってるんですよ。手で触って感じるというのはすごいことなんです」

もちろんお料理の話をしているんですが、たまにその枠を飛び越えて哲学的なところにまで話がふくらんでいくところがあって、とても面白かったです。

テレビで拝見している以上に生で拝見する先生の語り口には熱量があるんですよね。おもわずぐっと引き込まれました。

やはり音楽でも絵画でも、そしてお料理でも、その現場で生で見て聞いて感じるという体験は強烈ですね。改めてライブの素晴らしさを痛感しました。

こちらの講座ですが、月1回ペースで9月まで参加する予定なので、またレポートしますね!

さて、たっぷり試食もして楽しんできた分、家でこれらの料理を子どもたちに再現するという任務が待っています(笑)

スポンサーリンク
E
E

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
E